『aNET ZEROイニシアティブ協定』を締結しました
『aNET ZEROイニシアティブ協定』を締結しました
セメント・コンクリート産業の脱炭素化に向けた取り組みを加速するプログラム
aNET ZEROイニシアティブはセメント由来の二酸化炭素削減に向けて力を合わせようと集まった国内の主要コンクリートメーカーによる脱炭素の加速化運動です。曾澤高圧コンクリート株式会社が2022年1月に提唱し、コンクリート版の「脱炭素経営プラットフォーム」を開発。テクノロジーによって脱炭素化を進めた特殊コンクリート製品の製造証明書をNFT(非代替性トークン)の形態で発行し、製品を購入したゼネコンや発注元のデベロッパーなどに譲渡して炭素削減の証跡データを建設関連業界で自律的に管理して行くもので、弊社を含む協定締結メーカー並びにその取引先などを対象に2023年6月末から本格運用を開始します。
キクノのCO₂削減の取り組み
キクノではCO₂削減の取り組みとして、高炉スラグ微粉末を使用したコンクリート(KLCコンクリート®)を開発し、CO₂排出量を従来比で65%の削減することが可能になりました。また、KLCコンクリート®は国土交通省四国地方整備局発注の低炭素型コンクリートブロックのモデル工事でも使用されるなど、地域のインフラを支えるだけではなく脱炭素社会においても役割を発揮しています。
NET ZERO達成という目的地に向かって航海していく
aNET ZEROイニシアティブでは目標達成への想いや創業の地の象徴などをデザインしたロゴを各社作成し、キクノは創業地八幡浜に電話が開通した際に作成し頒布した風呂敷の柄をデザインに選びました。柄の右半分には電話番号二十五番が記載され、海の波と舟に見立てた船具、左上には方角を示す北極星を描き、暗い夜の海でも航海に迷うことがないようにという意味が込められています。先人の進取の気概を忘れず、創業170年にあたる2045年にNET ZERO達成という目的地に航海していくという思いを込めて作成しました。
aNET ZEROイニシアティブについて詳しくはこちら
https://www.a-netzero.com/