●現地土砂の有効活用●施工性の向上、工期の短縮●コスト縮減●景観の向上特長■ NETIS登録番号 CG-050010-V ■ 建設技術審査証明(砂防技術/技審証第0503号)SBウォール工法SBウォール工法は、建設現場で発生した土砂を活用して砂防えん堤(土石流対策を含む)を構築する画期的な工法です。本技術は、現地土砂をセメントと水で攪拌・混合固化したINSEM材(砂防ソイルセメント)を堤体主材料に、修景性・被覆性に優れた外部保護材(コンクリートブロック、軽量鋼矢板)を組合せ、えん堤に要求される、耐衝撃性、耐摩耗性、修景性等適材適所に配する事で合理的に補完するとともに、現場での施工性、安全性に配慮した複合構造形式のえん堤です。現地土砂の有効活用により、コスト縮減・環境負荷の軽減を実現します。INSEM材の施工は、連日打設が可能で、特殊な施工技術を必要としないため、ほとんどのえん堤で工期の短縮が可能です。 現在注目されている砂防ソイルセメント工法(INSEM工法)は施工性が高く、コンクリートえん堤に比べ工期の短縮、コストの削減が図れる他、CO2の削減や建設残土の撤廃等、環境にも優しい工法として大変注目されています。反面、その品質は、現地土砂の性状に大きく影響を受けるため、計画に当たっては、まず現地土砂の内部材(INSEM材)への適応性を判断する必要があります。内部材は連続施工が可能で横目地が不要な他、特別な建設機械の導入を必要とせず、施工が容易です。また、上下流の外部保護材は、内部材施工時の型枠を兼用すること、外部保護材の構築が内側から作業する構造であることから、脱型枠、足場工の作業を割愛でき、省人化施工が可能となります。内部材の主材料として現地発生土砂およびクラッシャランを使用する事で、従来の重力式コンクリートえん堤と比較して大幅なコスト縮減、工期短縮が図れます。SBウォール工法では、外部保護材に景観性の高い修景コンクリートブロックの設置を標準としており、その他現地の条件により間伐材の利用、自然石張、植生等の修景が可能です。【 共和コンクリート工業株式会社 】
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